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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】患者にとって最善・最新・最適な医療環境に尽力 聖マリアンナ医科大学病院、腫瘍内科部長・腫瘍センター長の中島貴子さん (1/2ページ)

 ■大腸がんスペシャリスト第2弾

 当代の大腸がん治療のスペシャリスト4人を紹介するシリーズ。第2弾は、臨床腫瘍学領域で高い知名度を持つ聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座教授で同大学病院腫瘍内科部長の中島貴子医師。

 当初、東大理科II類に進んだリケジョは、作家・山崎豊子の愛読者だった。「白い巨塔」を読み返すうちに医療への興味が沸き上がり、横浜市大の医学部に入り直した。

 卒業後は総合内科に入局。自ら「困難なことを難しくやるのではなく、工夫をして簡単に進めていくことにやりがいを感じるタイプ」と分析するように、当時がん診療の中で最も難題の多かった腫瘍内科を専門に選ぶ。

 その後、新薬の開発が相次いだことで、がん治療における腫瘍内科の位置付けは激変。ニーズが急速に高まっていく。

 「ここ(聖マリアンナ医大)に臨床腫瘍学講座が開設される時に呼ばれて、まさにゼロから始めたのですが、病院もスタッフも非常に協力的だった。みんなが勉強したかった領域なんです」

 中島医師が「日本一のチーム医療」と胸を張る医療体制が構築されるのに、長くはかからなかった。3年前の教授就任後も、患者にとって最善・最新・最適な医療を確実に提供する環境の整備に全力を注ぐ。

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