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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「聖」》はたちのキャンペーンが終わっても (1/2ページ)

 あっという間に年末となってしまいましたが、毎年1月になると始まるのが厚生労働省や日本赤十字社などによる「はたちの献血」キャンペーンです。冬になると不足しがちの輸血用血液を補うため、新成人を始めとする若い世代に献血のお願いをするもので、昭和50年から40年以上も続いています。

 このキャンペーンが間もなく、変わります。理由は成人年齢の引き下げ。もともと献血は、体重や健康状態などの条件さえ合えば、16歳から可能でした。つまり、成人したからできるというものではなかったのですが、1月が成人式ということもあり、大人の仲間入りの儀式、社会貢献のひとつの方法として、国は「はたちの献血」を長年、アピールしてきました。フィギュアスケートの羽生結弦選手ら新成人となる有名人を起用した啓発ポスターに見覚えがある人も多いのではないでしょうか。

 ところが、成人年齢を引き下げる改正民法の成立により、このキャンペーンも20歳にこだわる理由がなくなってしまいました。成人年齢が引き下げられる2022年4月を前に、長年親しまれた「はたちの献血」キャンペーンは姿を消しそうです。

 かくいう私もキャンペーンに乗っかって、成人した年の1月17日に初めて献血をした組です。1月17日にしたのは、阪神大震災が起きた日に何かひとつくらい社会に良いことをしようと考えたからでした。以来、1月17日が来るたびに協力していたのですが、人は忘れっぽいもので、また社会人となって転勤や仕事が重なったこともあり、いつの間にか献血のことをすっかり忘れ去っていました。