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【寺社と甘味処】“目黒不動尊”泰叡山瀧泉寺と「大久保だんご」

 “目黒不動尊”の呼び名で親しまれている瀧泉寺(03・3712・7549、東京都目黒区下目黒3の20の26)。開祖は日本で最初に大師号を授かった慈覚大師円仁。開基は1200年前の平安時代、808(大同3)年にさかのぼる。関東最古の不動霊場。秘仏である目黒不動明王は12年に一度、酉年に開帳される。

 境内にはサツマイモの栽培法を広め、飢饉(ききん)の克服に貢献したことで知られる青木昆陽の墓があり、国の史跡に指定されている。

 御朱印は、写真の「不動明王」のほかに、江戸三十三観音札所第三十三番「聖観音」と「恵比寿神」などがあり、志は各300円。

 瀧泉寺の近く、山手通り沿いにあるのが「大久保だんご」(03・3712・3792、目黒区下目黒3の5の1)。同店は約100年近く続く老舗。二代目の山本純さんが、女性スタッフと2人で店を切り盛りする。

 大福(130円)やおはぎ(140円)、かのこ(130円)などの和菓子と稲荷ずし(80円)など、約10種類が店頭に並ぶ。毎日店内で餅をつき、食材はすべて国産のものを使い、保存料は使わずに作る素朴な和菓子は人気が高く、だいたい15時半ごろには売り切れてしまう。

 和菓子とともに根強い人気なのが、50年前から提供している「しょうゆラーメン」(550円)。豚骨と鶏ガラ、野菜でだしをとった昔ながらのラーメンだ。食後のデザートに、こしあんだんごなどの和菓子を食べる客もいる。

 目黒駅東急中央口から徒歩9分。営業は食事11・30~14ごろ(販売は~17・30※売り切れ次第終了)。土日祝休。