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【松浦達也 肉道場入門!】本場ウィーンのソーセージ屋台…口いっぱいに膨らむ“質実剛健”な味わい (1/2ページ)

★絶品必食編

 「ウインナーかソーセージか、それが問題だ」と口走った人がいるかはさておき、両者の棲み分けは実に曖昧だ。

 では日本の「ウインナー」の語源ともなったオーストリアのウィーンではどうかというと、ありとあらゆる街角に「WURSTEL STAND」(ヴルステルスタンド=ソーセージ屋台)がある。

 このソーセージがうまい。もちろん、スタンドによって味が違ったりはする。だが、どのスタンドでも、生活のなかで鍛えられた味があり、噛むと濃厚な風味の肉の旨味がしみ出してくる。

 脂や水分がブシュッとなるのではなく、質実剛健、凝縮した肉の味わいが口のなかいっぱいに膨らむのだ。

 メニューも実に多彩で、オーソドックスな王道の焼きソーセージ「ブラートヴルスト」や近年人気の高いチーズ入りの「ケーゼクライナー」など数種類のソーセージから選んでホットドッグにするかパンを別添えにするか選ぶことができる。

 端から見ていると、ホットドッグ組は食事代わりが多く、パンを別添えにする人はビールを注文して、気軽な立ち呑み店のように楽しんでいる。当然、僕はビール派だ。

 その他みんな大好きカレー粉+ケチャップの「カリーヴルスト」、芳香豊かなミートローフの「レバーケーゼ」など多様なソーセージやパテが店頭で焼かれている。

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