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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】地域医療とともにリウマチ、痛風の治療に力を発揮 浜田山ファミリークリニック・戸松泰介さん (1/2ページ)

★浜田山ファミリークリニック(東京都杉並区)戸松泰介さん(75)

 京王井の頭線・浜田山駅近くにある浜田山ファミリークリニック(東京都杉並区)。ここで週3~4回、整形外科外来を担当するのが戸松泰介医師。長年にわたって大学病院で臨床と研究、教育に当たってきた同医師は、特にリウマチ治療の分野で高い知名度を持つ整形外科医だ。

 中学高校では柔道の選手として活躍。自分自身はケガをすることはあまりなかったが、周囲に競技のために故障する仲間を多く見る中で、整形外科医を志すようになる。

 医師になってからは、膝を中心とする関節障害を専門とし、多くの手術を手掛ける一方で人工関節の開発にも携わるなど、多方面で活躍する。

 その後、英国に留学し、リウマチの研究に携わったことから、帰国後も次第にリウマチや痛風などの分野に軸足を移していく。東海大学助教授を経て東京女子医科大の教授に就任した時の所属は「膠原病リウマチ痛風センター」だった。

 「当時はリウマチに対して、これといった治療法がありませんでした。ところが、2000年を過ぎる頃から“生物学的製剤”という新しい分野の薬が開発されるようになり、急速に治療成果が高まり始めました。内科的なアプローチで病気を見て、改善していく面白さにのめり込んでいきました」

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