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【ベストセラー健康法】「4期のがん」でも生還できる例が増えたワケ 藤野邦夫氏『4期のがんを生き抜く最新医療』 (1/2ページ)

 日本人の死亡原因1位である悪性新生物(がん)。がんは一貫して増加しており、1981年以降、常に死因第1位となっている。その一方で、今では最終ステージの「4期のがん」でも生還できる例が存在する。その生死を左右するものとは何か?

 がん患者とその家族にとって希望となる1冊『4期のがんを生き抜く最新医療』(潮新書)。著者・藤野邦夫氏は、がん患者やその家族の相談にのり、医師や病院の紹介を無償で行う「がん医療コーディネーター」だ。

 海外のがん医療の著作を翻訳した関係から、全国の患者や家族の問い合わせを受けるようになり、毎年300人前後の相談を受けているという。そんな藤野氏がじかに接した患者の実例をもとに本書を記した。

 「ついに全身転移の4期のがん患者さえ、能力のある医師と病院にかかれば完全に治る時代になりました。4期のがんを治せるようになった現在の先端的ながん治療法と、近いうちに登場する画期的な治療法を多くの人に知っていただきたいと思ったのです」

 たとえば、全身転移の子宮体がんや、治療法がないと言われた卵巣がんから救われたケース、さらに進行したすい臓がんからも救われたケースが紹介されている。生還を可能にしたのは、以下のような治療法だという。

 (1)コンバージョン手術=手術ができない患者に数カ月間の化学療法を行い、手術できる状態にする

 (2)同時化学放射線療法=放射線の治療効果を大きくするために抗がん剤が使用される

 (3)オーダーメード医療=遺伝子分析により、子孫に引き継がれる特徴や体質などの遺伝的傾向、どんな病気にかかりやすいかなどを読み取り、治療法を決定する

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