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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】ボクの抗がん剤治療を告白するよ 高齢者ががんとともに生きるのは自然なこと (1/2ページ)

 先月、ボクがツイッターで抗がん剤治療を受けていることを投稿して以降、たくさんの人から声援をいただいている。ありがたいね。

 不思議な意見も見受けられた。ようは「抗がん剤は毒だから、断食などの治療にして」というものだ。これは誤解があるようだけど、毒を薬にかえるのが医学だよ。がんは実に多くの種類があって、抗がん剤でしか治療できないものもあるんだ。がん治療を受けずに断食なんかしたら、かえって体に悪いよ。

 確かに抗がん剤治療には副作用があって、ボクの場合は高熱が出る。それでも先生と治療計画やスケジュールを話しながら決めるのは、ボクにとって面白いし楽しい作業なんだ。

 そもそも日本には、がんを治らない病気だという前提で物事を語る人たちが多い。昔と比べて「がん患者が急増している!」といったりね。でもそれって、昔はがんを見つけることができなかったというだけ。思い込みだよ。

 だって、なんで日本は長寿大国なの? がんの発見と治療の技術が進歩しているからだよ。それくらい、がんは「治る」病気になっているんだ。

 ボクのような高齢者ががんを持ちながら生きるのは自然なこと。大切なのはがんは数ある病気のうちでも、すぐに死んじゃう病気じゃないってことだ。治療は消耗戦ではあるけどね。高齢者にとっては、むしろ嚥下性肺炎や心筋梗塞(こうそく)の方が怖い。即死につながるからだ。

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