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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「爽」》子育てはだんだん楽に…ならないのでは! (1/2ページ)

 子供はかわいいし、子育てはやりがいもあるが、たまに息が詰まってしまうことがある。そんなときに子供を預かり、母親がレストランやエステサロンなどでほっとできる時間を作るサービスが、東京や大阪、仙台などで広がっている。爽やかに子育てを楽しむためにぜひ必要だと思う。

 「ここるく」(東京)が展開している事業のひとつで、先日、公民館などで子供を預かり、周辺店舗で一斉に食事やエステなどを提供する「街ぐるみ子育てDAY」を大阪で取材した。意外だったのは、利用者に働く母親が多かったことだ。

 私自身、5歳の息子を育てているが、もっとも息が詰まってしまったのは育休中、息子が生後5カ月くらいのときだった。夫は出張でほとんどおらず、実家はかなり遠く、平日に子連れで会えるような友達はほぼゼロ。子供はかわいいけれど、毎日「おむつ変えようね~」「おっぱいあげようね~」の繰り返し。出かける場所も限られていて、朝、「今日はどう過ごそうか」とため息をついた。

 だから、こうしたサービスは0歳児を持つ育休中や専業主婦のお母さんが対象だと思っていた。

 だが、今回サービスを利用していたのは、ほとんどが働くお母さんたち。子供も3~6歳くらいとけっこう大きい。だが、女性たちの「久々にリラックスした」「夫に子供を預けるのとはまた違った解放感」「疲れが取れた」との言葉には実感がこもっていた。

 「肩が凝っていることにも気づいていなかった」とある女性は言っていた。まつ毛エクステのサロンに初めて行ったという女性は終了後、何度も鏡を見て喜び、子供たちに「かわいい!」と言われてほほえんでいた。そういえば、私も約半年、美容院に行けていない。息子が赤ちゃんだったときとは違った疲れは、確かに蓄積している。

 「子育てはだんだん楽になる」とよく言われるが、実際は違うような気がする。以前、シングルマザーを対象にしたアンケートを取材したが、絶望感、疲弊感、重圧感というシングルマザーの“生きづらさ”の度合いは末子が未就学の段階ではいずれも低かった。成長とともに高くなり、中学生で最高となっていたのだ。学費など経済的な負担が増えることも大きな要因だと思うが、思春期の子供と向き合う責任感と重圧は、未就学児とは比べものにならないだろう。