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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「涼」》年に2度のダイヤモンド富士 (1/2ページ)

 8月19日、日曜日の早朝、静岡県富士宮市の田貫湖(たぬきこ)という湖にいた。前後の数日間は都内も涼しく、朝霧高原に位置する田貫湖も例外なく涼しかった。というより、寒かったといった方が正しい。早朝の高原なので、一応上着は持っていったが、長袖を3枚羽織っても寒かった。気温は16度。まだ夏真っただ中で、昼間は30度近くあったのに。

 そんな避暑地の田貫湖での目的は、富士山の撮影。田貫湖は湖面に富士山が映る風光明媚(めいび)なスポット。さらに年に2度、4月20日と8月20日前後に山頂から朝日が昇る瞬間“ダイヤモンド富士”が見られる。天気が良く、さらに波が立たないと、湖面にもダイヤが映り“ダブルダイヤモンド富士”となる。

 話を8月18日の夕方に戻す。東京から2時間で田貫湖に着いた。湖畔の展望台には、すでに多くの三脚が柵に縛り付けてある。写真愛好家たちに人気の撮影スポットなので、こうして前日から場所取りをする人が多い。私は展望台の下見をして、いったん宿へ戻った。やはり人が多く、撮影場所がなくなると困るので、翌日午前2時頃に田貫湖へ戻った。凍えそうな気温だが、空を見て寒さも吹き飛んだ。富士山の上に満点の星と、天の川が輝く。これなら朝の天気も大丈夫そうだと思い、星空の写真を撮った。4時になると空が明るくなった。数十人いた展望デッキは一気に人が増える。4時に50人、5時半に150人。背面に建つ宿泊施設の客室ベランダでは、浴衣でカメラの三脚を構える人も。