記事詳細

【中高年の婚活Q&A】前妻の子の養育費支払いで理解得るには? 内容を曖昧にせず、現実的な話し合いをしておくことが重要

 【今週のギモン】前妻の子の養育費支払いで理解得るには?

 【回答】最低限の支払額だけではなく、父親としてどこまで関わりたいのか、ビジョンを伝えて、話し合いをしておく。

 Aさんは5年前に前妻と離婚し、子供の養育費を支払ってきた。そのことは2年前に再婚した現妻にも話し、理解を得ていたつもりだったが、最近小さないざこざが起きているという。

 「今までは養育費に加えて、誕生日プレゼントなども贈っていたんですが、内心気に入らなかったようで嫌みを言われます。とくに子供が生まれてからは露骨で、入学祝いをあげようとしたらクギを刺されました」

 定期的な支払いはあくまで最低限の額。本来なら、節目の贈り物など細かい出費についても、再婚前に話をしておくべきこと。しかし、Aさんは金がかかる印象を持たれたくないあまり、曖昧にしたままきてしまったのだ。

 「しかも前妻に再婚の噂があったので、現妻には、将来的に養育費の支払いはなくなるなんて甘いことを言ってしまったんです。ところが前妻が再婚しても養育費はそのまま。現妻はそれも気に入らないようです」

 前妻の再婚後、養育費の減額が認められるケースはあるが、子供の扶養義務が消えるわけではない。相手がもらえるものはもらっておこうと考えても仕方がない。再婚相手にいい顔をしようとしても後々、自分の首を締めるだけになる。

 父親として前妻の子をどこまで扶養し、今の家庭とどうバランスを取るのか、率直に伝えた上で、現実的な話し合いをしておくことが重要だ。

 できれば、前妻の子と現妻の顔合わせの機会も作っておきたい。Aさんが亡くなれば、前妻の子と現妻が相続人として協議することになる。

 何かしら交流があれば、情も移っていさかいになる可能性も下がるはずだ。(深澤恭兵)

関連ニュース