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【今からトレーニング】◯印に合わせて息を吸うことで身につく腹式呼吸 (1/2ページ)

★音楽呼吸法(3)俳句川柳呼吸法(1)

 音楽のリズムに合わせて深く呼吸し、心身のバランスを整える「音楽呼吸法」。この健康法を考案した音楽家でサキソフォニストの宮浦清さん=顔写真=は、トレーニングのための“素材”を音楽以外にも広げている。それが今回紹介する「俳句川柳呼吸法」だ。その名の通り、俳句や川柳を詠みながら行う呼吸法だ。

 図の1行目の丸印に合わせて4分の4拍子で息を吸い、2行目以下の俳句をひと息で詠む。1句読み終えたら、また丸印に合わせて息を吸う。これで、大きく息を吸って吐き出すという「腹式呼吸」が身に付く。

 「俳句や川柳の5・7・5のリズムは、4分の4拍子の上に乗っています。だからテンポよく、リズミカルな節回しができます。ただ読むだけでなく、手や足でリズムを取りながら声に出すと分かりやすいでしょう」と宮浦さん。

 このときのテンポは、「坂本九さんの『上を向いて歩こう』をゆっくり歌うくらい」という。1分間の拍数を表現する「BPM」という数字では、「上を向いて歩こう」は標準で120、ゆっくりだと110だ。

 俳句川柳呼吸法では、お気に入りの俳句や川柳を詠むだけで大きく深い呼吸ができる。声を出して詠むので声帯が動くし、自分なりに抑揚や節回しをつけるなど、楽しく練習ができるメリットがある。オンチで歌嫌いという人も俳句や川柳なら声を出すことに抵抗はないだろう。

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