記事詳細

【薬ものがたり】外出やレジャーに必携 長年愛されるキズ薬「マキロンs」

★「マキロンs」(第一三共ヘルスケア)

 夏休みのキャンプや山登りなど屋外で活動する機会が増えると、転んですり傷といったケガをすることがある。キズ薬として、長年根強い人気を持つのが「マキロンs」(第3類医薬品)だ。

 二次感染を防ぐ殺菌消毒成分に抗炎症成分と組織修復剤を配合し、透明な薬液をスプレー、あるいはキズを洗い流すこともできるように容器を工夫している。家族で使用できる常備薬として定着した。

 「1971年の発売以来、『キズにはマキロン』という認識を多くの方にお持ちいただいています。容器の形状はそのままに、時代に合わせて処方を変更してきました」(第一三共ヘルスケア)

 元祖「マキロン」が発売された頃は、赤い色のヨードチンキが殺菌消毒薬として普及していた。そこに患部に色が付かず、直接手を触れずに消毒できる「マキロン」が発売され、多くの人の注目を集めたのだ。「シュパッと殺菌、シュパッと消毒」を合言葉に全国に浸透した。

 「マキロンs」(75ミリリットル)の発売は2006年。持ち運びに便利なミニサイズ「マキロンs」(30ミリリットル)も登場、屋外へ携帯する人も増えたという。

 「コンビニエンスストア向けに殺菌成分のみを配合した『マキロン』(医薬部外品)は、15年に販売を復活。靴ずれなど、外出先での急なキズにも対応したいとのご要望に応えました」(同)

 この時期、外出やレジャーに必携だ。