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【大崎裕史 麺喰いにつき】“スパイシー味噌”の先駆的な存在 愛され続けて18年の「流星軒」 (1/2ページ)

 横浜市南区にある「流星軒」は、この7月19日で18周年を迎えた。飲食業は10年続くのが10%といわれている。その中でもラーメンは競争が激しい方だ。ということは18年続いている店は素晴らしく優秀だということだ。

 この店の人気メニューは数あるが、中でも、「流星パンチ」という味噌ラーメンがある。開店当時から存在していたメニューではなく、2007年頃に限定で登場し、好評により定番化されたメニューだ。

 講談社が毎年発行している業界最高権威のラーメン本「TRYラーメン大賞」の味噌部門で長い間、ランクインしている。入れ替わりが激しく、ましてや味噌ラーメンは札幌の「すみれ系」が強く、人気も根強い。最近だとその「すみれ」出身の「大島」(東京・船堀)が連続1位を受賞している。昨年の味噌新人1位も「すみれ」出身の「郷」(神奈川・大和市)である。

 しかし、「流星軒」の「流星パンチ」は「すみれ」系でもなければ、札幌系でもない。オリジナルである。そして最近でこそ「スパイシー味噌」という言葉が出てきたが、その先駆的な存在である。

 今だと「KABOちゃん」(東京・駒込)「トイボックス」(東京・三ノ輪)の味噌がそうだ。今、トレンドとなっているメニューを10年以上前から提供していたのだから恐れ入る。わかりやすく言うと、カレー風にも感じられるスパイスと味噌を組み合わせた濃厚スープにもちもちの太麺を組み合わせた、まさにパンチのある味噌ラーメンなのだ。

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