記事詳細

【どこまで分かる その検査】痛くない、恥ずかしくない乳がん検診「マンモPET」 (1/2ページ)

 30代から発症者が増加する「乳がん」。自治体では40歳から2年に1回、マンモグラフィー(乳房X線検査)による乳がん検診が行われている。しかし、男性には理解しづらいが、女性の乳房を圧迫板で挟むので「痛い」、胸を見られるのが「恥ずかしい」などの理由から嫌がる人が少なくない。そこで、いま注目されているのが「マンモPET検査」だ。

 昨年11月から検診に導入している「所沢PET画像診断クリニック」(埼玉県)の石田二郎院長が説明する。

 「マンモPETの検査装置はベッド型で、上部中央に直径185ミリの穴があります。検査時、被検者は前開きの検査服を着たまま、自分で装置の穴に片方ずつ乳房を入れて調べます。検査時間は片方7分。痛みもなく、胸を検査技師に触られたり、見られたりすることもありません」

 従来のPET検査は全身の多種のがんを調べるが、マンモPET検査は専用の装置を用いて乳がんに絞って詳しく調べる。というのも、全身のPET検査で乳房を調べた場合、離れた位置で検出するため、感度が低く、がんの大きさが1センチくらいないと見つけるのが難しいという。

関連ニュース