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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「汗」》忙しい現代人が健康体を手に入れるには?

 先日、近くの体育館で久しぶりに剣道をした。体全体を動かして大量の汗をかき、とても気持ちが良かった。

 健康維持のためにも、こうした機会を「もっと持たなくては」と思っているが、なかなかそうもいかない。仕事がら椅子に座りパソコンと向き合っている時間が長く、最近は肩こりがひどくなるいっぽうだ。

 だが、悩みを抱えているのは私だけではない。スポーツ庁の昨年度の調査によれば、成人の週1回以上のスポーツ実施率は51・5%。20~50代は8割以上が「運動不足」を実感していた。

 こうした中、厚生労働省とスポーツ庁が先日、横断的取り組みとして初の連携会議を設置して、注目を集めている。今後スポーツと健康増進を関連付けた施策を強化していくいい、ぜひ、慢性的な運動不足に陥る現代人を救うヒントを与えてほしい。

 とはいえ、すぐに実行できそうな取り組みも始まっている。スポーツ庁は気軽な運動として「歩く」ことを勧めている。1日の目標歩数を8000歩とし、1日の歩数を普段より、「プラス1000歩(約10分)」にしようと呼びかけている。

 実はこの8000歩については、健康効果を示す研究結果がある。

 東京都健康長寿医療センター研究所が実施した調査では、1日の歩数や速歩きの時間が増すごとに有病率が低くなることが判明。歩きによる病気予防の効果は「1日8000歩・速歩き20分」でほぼ頭打ちになり、それ以上の身体活動を行っても効果はほとんど上がらないことも分かったという。

 それぞれの病気予防に有効な歩数と速歩きの時間も示されている。例えば、鬱病予防には「1日4000歩・速歩き5分」▽認知症、心疾患、脳卒中予防には「5000歩・同7・5分」▽がん、動脈硬化、骨粗しょう症予防には「7000歩・同15分」-などで効果があるといい、興味深い。

 とはいえ「1日8000歩・速歩き20分」を日課とするのは意外に大変なのではないか。だが、この運動の提唱者によれば、1日の中で炊事、洗濯、掃除などの家事時間は2000~4000歩に相当。1時間程度の外出は4000~6000歩に相当し、これには多くの場合、15~20分の速歩きが含まれるという。

 まずはいつもより、1000歩多く歩いてみよう。地下鉄の構内で、買い物などの出先で…。運動は「続けること」が重要なのだから。(M)

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。7月のお題は「汗」です。