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【夕刊フジ人生相談駆け込み寺】42歳で働かない長男が心配 野々村直道氏「刺し違える覚悟で最善の道探せ」 (2/2ページ)

 質問を見る限り、お子さんはもう、親のいうことを聞いてくれないと思います。一つの手としては、信頼できる個人や団体に託すことが考えられます。他人だと多少は緊張するでしょうから、話に耳を傾けるかもしれません。そうした人の話を聞いて勤労の美学に気付かせ、その後にはアルバイトでもいいから、実際に働いて達成感を感じてもらう必要があります。

 ただ、人に預けるからといって責任は親にあります。お子さんと刺し違える覚悟で、最善の道を探さなければいけません。 (次回の回答者はコラムニストの石原壮一郎さん)

 ■野々村直通(ののむら・なおみち) 開星高元野球部監督、画家、教育評論家。1951年、島根県に生まれる。広島大教育学部卒。開星高野球部監督として計9回、同校を甲子園へ導く。21世紀枠の高校に負けた際の「末代までの恥」発言で辞任したが、嘆願の署名が集まり、復帰した。定年退職後、画家、教育評論家として活動している。著書に『やくざ監督と呼ばれて』(白夜書房)、共著に『にっぽん玉砕道』(産経新聞出版)など。