記事詳細

【おやじ酒場】国産酒にこだわる大人の隠れ家 和酒「鴇鼠(トキネズ)」 (1/2ページ)

★和酒「鴇鼠(トキネズ)」 大江戸線、半蔵門線/清澄白河

 清澄白河駅あたりといえば、のどかな下町情緒を残す深川の一角で、呑兵衛には居心地がいい街だ。味わい深い大衆居酒屋で威勢のいい大将や気さくな女将(おかみ)、ご常連たちと交わって会話に花を咲かせて飲む酒は楽しいが、時にはオトナのBGMをアテにして、ひとりしみじみと酒を飲みたい夜もある。

 駅のB2出入り口を出れば清洲橋通り。ほど近いひっそりとした路地にポツンと「和酒 鴇鼠」の看板。木の扉を開けて2階への急な階段を上ると、正面に7席のカウンター。奥には大きなテーブルに向かい合わせに8人が座れる小さな空間に照明を落とし、ジャズが流れる。

 オープンしたのは昨年3月。1階にある『紺青』(和食で日本酒を楽しむ店)の席待ち立ち飲みバーだったが「ご常連の方々から『ゆっくりしたい』『雰囲気が好き』という要望があって今のスタイルに。『鴇鼠(トキネズ)』は『紺青』と同じ色の名称で、白河をイメージした色あい(ピンクがかったねずみ色)なんです」とオーナーの前薗佑介さん。

 こだわりは和のお酒。「日本酒から焼酎、泡盛はもちろん、ウイスキー、ワイン、スピリッツ。すべて国産のお酒しか扱っていません」