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【阿部亮のつぶやき世界一周】卵でコレステロールは増えない 健康増進とアンチエイジング (1/2ページ)

 「卵にはコレステロールが多く含まれていて、食べ過ぎると血管が詰まって心筋梗塞や脳梗塞になるので、1日1個以上食べてはダメ!」

 私はこの話を20年以上前に聞かされて、1度にたくさんの卵を使って作られるオムレツや親子丼などはほとんど食べずに今日まで生きてきた。

 それが、先日読んだ医療系の記事で「健康長寿者は、ほぼ毎食卵を食べているから、体も頭も元気で老化しない!」と書かれていて唖然(あぜん)。どういうことか調べてみた。

 厚生労働省は、日本人が健康を維持・増進するために摂取するべき栄養素やエネルギーの基準量を5年ごとに発表していて、2015年版からコレステロールの摂取基準が削除された。理由は食べ物で取ったコレステロールの多・少に関わらず、血中の量は変わらないことが実証されたからだ。

 悪者扱いされることが多いコレステロールだが、細胞膜や胆汁酸やホルモンを作る材料で、近年免疫にも重要な役割を担っていることが判明。毎日一定量が消費されるので、食べ物に依存することなく肝臓で合成されている。