記事詳細

【どこまで分かる その検査】遺伝子から早期がんや認知症のサインを検出 ミルテル検査 (2/2ページ)

 これらのリスクを知ることで、心筋梗塞や脳梗塞、がん、認知症など、テロメア短縮(加齢)による病気予防に役立たせようというわけだ。

 「生活習慣の改善などにより酸化ストレスや糖化を減らすことで、テロメア短縮の速度を遅くすることができます。また、ある種のサプリや点滴療法を用いることで、Gテールを伸ばせる可能性も指摘されています」

 一方、「ミアテスト」はがんやアルツハイマー型認知症を超早期に予測するための検査。血液中には約500種類の遺伝子をコントロールする「マイクロRNA」が放出されている。病気になると、そのがん種や認知症特有のマイクロRNAが増減する。その変動をとらえてリスクを予測する。

 「CTや腫瘍マーカーで発見できない小さながん細胞が放出するマイクロRNAでも検出するので、0期やI期の段階での早期発見ができる可能性があるのです」

 ただし、数値の大小を測定するので、がんのステージを予測することはできない。結果は「A~E」の5段階で判定され、D以上になると精密検査が勧められるという。

 テロメアテスト、ミアテストともに採血は5ccほどで、結果報告書が出るのは2~3週間後だ。(新井貴)

 【検査費用は?】自費で、医療機関によって異なる。ルネスクリニックの場合、テロメアテストが3万8880円(税込み)。ミアテストは、膵臓がんとアルツハイマー型認知症が各3万8880円(同)、乳がんは2万740円(同)。ミアテストプレミアム(男性11種のがん、女性13種のがん)は25万9200円(同)。

関連ニュース