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【元CAが教えるリスク回避旅行術】元CAも苦労した機内の健康管理 「空酔い」「航空性中耳炎」「血栓」 (1/2ページ)

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 旅客機のCA(客室乗務員)というと空港を颯爽と歩き、笑顔で接客、世界を飛び回る-というイメージがあるかもしれない。しかし、実際に仕事を始めてみると、想像以上に心身共に過酷な毎日。特に私が苦労したのが健康管理だ。

 最初に悩まされたのが“空酔い”。お客さまより先に酔ってしまい、トイレに駆け込むこともあった。このとき、トイレで苦しみながら、外の新鮮な空気を吸うことも、途中で降りることもできない乗り物が仕事場だと改めて気づかされた。

 体験的な“空酔い”防止法は-(1)十分な睡眠をとる(2)空腹で乗らない(3)揺れている時に頭を上下しない

 三半規管が鍛えられたこともあったのか乗務を始めて1、2カ月で空酔いを克服した。

 空酔いの次に見舞われたのが「航空性中耳炎」。風邪や鼻炎の時には、飛行機の上昇、下降時(特に下降時がキツイ)の気圧の変化に対応できず、航空性中耳炎になることがある。

 対処法として知られるのが-(1)飲み物や唾を飲み込む(2)飴をなめる(3)あくびをする(4)「バルサルバ法」(耳抜き)をすることなど。それらを試しても、どうにもならない時があった。

 風邪をひかないのが基本だが、気をつけていてもひくことはある。そんな時は今も「航空性中耳炎」の辛さが頭をよぎる。風邪の症状が酷いときには、日程を見直したり飛行機以外の移動手段に変更したりすることもある。

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