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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「山」》アメリカ観光の醍醐味、国立公園めぐり オススメはグランドティトン (1/2ページ)

 新聞記者という仕事は、なかなか休みの予定を立てにくい。少ない人数で広範囲のニュースをカバーする海外特派員であれば、なおさらのことだ。事件はいつどこで起きるか分からず、小心者の私は、不在の時にもし大事件が起きてしまったらどうしよう…と逡巡してしまいがちだ。

 と、言いつつも…時代はワーク・ライフ・バランス。夏休みなどまとまった休みのときには、心の栄養のためと、米国の大自然を堪能する旅に出かけている。以前は山に囲まれて癒やされるなんて気持ちにはならなかったが、5年ほど前に米国に留学してから、国立公園の魅力にハマッた。建国240年あまりの米国には、日本やヨーロッパのような歴史的な建造物や町並みは少ない。ただ、雄大な景観を各地で味わえるのは、米国観光の醍醐味だ。

 昨年の夏休みには、モンタナ、ワイオミング、アイダホと3州にまたがる、イエローストーン国立公園を訪れた。

 イエローストーン国立公園といえば、1872年に世界で初めて国立公園に指定された超人気スポット。公園内をレンタカーで回っていると、バイソンなどの野生動物と遭遇し、渓谷や滝、間欠泉、温泉など名所では、火山活動による神秘的な現象を見ることができる。トレッキングコースも、初心者から上級者までさまざまだ。女性の観光客にとってうれしいのは、公園内にレストランやトイレがあちこちに完備されていて、快適さも二重丸だった。「国立公園界のディズニーランドだなぁ」と人気の高さに納得した。

 そして個人的に気に入ったのは、イエローストーン国立公園の南に位置するグランドティトン国立公園(ワイオミング州)だ。ティトン山脈の切り立った峰々はまさに息をのむ美しさ。朝日や夕日に照らされると山の表情が全く違うので一日中、眺めていても飽きなかった。湖が点在していてカヌーやカヌーなども楽しめるが、3日間の滞在中、何もせず、ゆったりと贅沢な時間が過ごせた。

 普段はパソコンやスマホが手放せず、ブルーライトまみれになっている現代人も、大自然を前に、情報がいらなくなり、心が浄化されたような気になった。これまでいくつかの国立公園を回ったが、一番のオススメといわれると、グランドティトン国立公園を挙げたい。

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