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【飯田達哉 酔いどれ師匠の酒場探訪】イタリアンで日本酒を 新しいコンセプトの和酒バル「フィレンツェSAKE」 (2/2ページ)

 熊谷貢社長は三軒茶屋のワインバー『ルーナピッコラ』のオーナーでもある。「イタリア料理歴20年ですが和食も好きで料理とお酒の相性を試していたら、ワインと日本酒の垣根がなくなってきて日本酒が大好きになりまして」

 そしてイタリアンで日本酒を楽しめる店をしてみたいと思っているところに、『ルーナピッコラ』の常連で楽天リサーチの社長を務めていた森学さんも意気投合。森さんが日本酒アプリを発信する会社として『サケウィズ』を立ち上げるとともに、西麻布のイタリアンで料理長をしていた花房恵悟さんをシェフに迎え入れて昨年夏に開業するに至った。

 「ワインが世界的に飲まれているのだから、日本酒ももっと沢山の人たちに知っていただきたい。飲む人、作る人、売る人、皆さんが繋がって日本酒の文化をさらに盛り上げていければ」と日本酒への熱い想いを語る熊谷さん。この三角地帯の新名所へ、日本酒の可能性を試しに訪れてみてほしい。

 ■東京都世田谷区三軒茶屋2の10の14 昭和ビル1F(田園都市線三軒茶屋駅から徒歩3分)/(電)03・5432・9654/営業18~26時/日曜休/予算=1人4000~7000円

 ■飯田達哉(いいだ・たつや) 1956年7月18日生まれ。スポーツ専門誌編集長を経て編集プロダクション「オフィス・トライアイ」を設立。スポーツ、酒、落語、吟剣詩舞などおもに趣味の分野の執筆・編集に携わる。著書に『日本酒日和』『三師匠 落語訪ねて江戸散歩』(ともに舵社刊)など。

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