記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「山」》人生の山を越えたら…シニアの家計に必要なこと (1/2ページ)

 老後への蓄え、万全ですか? 昨年4月から1年間、大阪本社発行版で「シニアの家計簿診断」を担当した。子育てという人生の支出の“山”を超えた60代以上のご夫婦、またはお一人さまの女性から、いくつもの相談を頂いた。印象に残った教訓をいくつか、ご紹介したい。

 診断をしてもらったファイナンシャルプランナー(FP)の先生にこの企画を提案したら、「大丈夫ですか?」と言われた。「収入は年金と資産のみ、支出もある程度決まっている中で、シニアの家計を変えるのは難しい」というのだ。確かにその通りかもしれないが、とにかくやってみましょうとスタートした。

 まず、当たり前のことだが、相談者は家計簿を付けている、あるいはざっくりとでも把握していることが条件となる。ここがまず高い壁になり、相談を呼びかけても「家計簿を付けていないから相談できない」という人が続出。そんな中、しっかりと家計簿を付けている人たちの最大の関心事は「老後への備えはいくら必要か」という質問だった。

 これへの回答は、興味深かった。公益財団法人「生命保険文化センター」の「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」の統計データを参考にFPの先生が例示した内容によると、(1)一時的費用(住宅改造や介護用ベッド購入など)は平均80万円(2)介護サービスの月額費用は平均7万9千円(3)介護期間の平均は約59カ月。(1)+(2)×(3)=約550万円。ふうん…という感じだ。なんだか思ったよりも少ないような気も。

zakzakの最新情報を受け取ろう