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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「失敗」》今も胸にしみる新人記者時代の教え (1/2ページ)

 あれは新人記者のときのこと。女子バレーボールの人気チーム「イトーヨーカドー プリオール」を取材。朴萬福(ボク・マンボク)監督のインタビューが終わると、監督が「一緒に食事に行きましょう」。産経新聞でバレー担当30年という大先輩記者とともに、食事会にご一緒させていただいた。

 今でもそうだが、当時の女子バレーも“花形スポーツ”。朴監督はチームの可能性を冗舌に語り、気づけば午後10時を回っていた。場所は埼玉県の奥。都心に戻り、自宅に帰るのは難しい時間帯になっていた。すると、「こちらでホテルを手配するので、今夜は泊まってください」と気を使っていただいた。

 恐縮しながらご厚意を受けた翌日、会計に向かうと、事前にチーム側が支払ったという。チームにお礼の電話をした。

 数日後、取材現場で大先輩記者に会うと、「君、朴監督にお礼は伝えたのか?」と聞かれたので、「えっ…チームには伝えましたが、監督と直接話していません」と返した。すると、大先輩記者が怒鳴った。

 「バカもん! すぐに手紙でお礼状を書きなさい。何か菓子折りでも用意して送りなさい。誰かにごちそうになったり、お世話になったりしたら、すぐさま本人に感謝を伝える。社会人の常識だ!」

 慌てて便箋を用意し、礼状をしたため、デパートで購入した菓子折りりを送った。だが、大声で叱責されたことがショックで、気分はモヤモヤしたまま。自宅に帰って母親に報告したところ、彼女は顔を輝かせた。

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