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【ぴいぷる】黒ずくめでサングラス…学者らしからぬ風貌で話題 “外来種バスター”五箇公一氏 学生時代「懸命に生きるダニに感動」 (1/3ページ)

 黒ずくめの服にサングラス、オールバックの髪形という学者らしからぬ風貌。この格好で『クローズアップ現代』(NHK)に出演して、外来生物の解説をしたとき、「その筋の人か」などと視聴者をザワつかせた。

 「20年近く前に出張したとき、横浜でたまたま見つけた服。以来、黒しか着なくなってしまって。国際会議でこの格好をすると、すぐ覚えてもらえ、研究発表にも興味を持ってくれます」

 昨年大騒ぎになった南米原産の「ヒアリ」の日本上陸を、3年前に『全力!脱力タイムズ』(フジ系)で予言して大きな反響を呼んだが、すでに10年前に米国フロリダに調査に行っている。

 「米国の昆虫学者がヒアリの巣穴に手を突っ込み、『手にはい上がった瞬間を撮れ』と言うので、正面からカメラを構えたら、その人、『痛てー』と手を払って、ヒアリが全部、私に降りかかってきて。10カ所ぐらい刺されました。痛いし、熱いし。火の粉を散らしたような感じでしたね」

 「ヒアリ上陸」は派手に騒がれて、閣僚会議まで開かれ、港湾施設を中心に迅速に水際対策をとることができた。

 一方、1995年に大阪で発見された「セアカゴケグモ」という毒グモは、大きなニュースになったものの、毒性も少なく、咬まれても死ぬことはなく、関心が薄れた。その間に44都道府県に広がってしまった。

 「放置すると、手におえなくなります。アルゼンチンアリが日本に侵入し、家に入るなどやっかいな問題になりましたが、ウチの研究所で防御技術を開発したので、コントロールできました」

 いま外来種で困っているのが、縁日で子供に人気だった「ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)」。大量に野生化して生態系に影響を与えている。亀類は増えるのも早く、長生きするので、駆除が大変だという。

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