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【安達純子 血圧を下げる新常識】BMI25以上、しょっぱい・濃い味が好き…などは要注意 6つの要因見直しで心不全が遠ざかる (1/2ページ)

★食後低血圧編

 高血圧は減塩などの食生活の改善や、適切な薬の服用でコントロールすることが肝心。分かってはいても、国内で4300万人と推計される高血圧の人のうち、家庭血圧も含めた十分な血圧コントロールができているのはおよそ8分の1といわれる。

 多くの人は血圧が高く、血圧が高いと血圧の乱高下も起こりやすい。室内外の温度差などが激しいこの季節は、それだけ危ない状況ともいえる。とくに高齢者は、42度以上の湯に入浴している時や食後に血圧が下がりすぎることがある。

 「高血圧の人は、『食後低血圧』にも注意が必要です。食べると眠くてたまらないという場合、そのときに座って血圧を測ってください。普段より上が20mmHg以上低かったり、100mmHg以下の場合は、医療者との相談が必要です」と警鐘を鳴らすのは、日野原記念クリニック(東京都港区三田)の久代登志男所長。

 食事をすると食べ物を消化するため、胃腸に血液が集まることで全身の血流が減り、血圧は下降傾向になる。食後低血圧は、日頃から血圧が高い人や高齢者がなりやすい。脳への血流も減るため眠気をもよおし、転倒の原因にもなる。ひどいときには脳が血流不足に陥り、ふらふらしたり、意識を失うような事態にも見舞われるから危険だ。

 「高血圧の人は、心臓への負担も重い。心不全患者の8割は、高血圧患者との報告もあります。年をとるにつれて高血圧による心不全リスクも高まるので、日頃から血圧管理を意識してください」

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