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【栗原毅 サプリで認知症予防&健康長寿】山梨県が健康寿命1位の理由って? 痛感する「コミュニティーの力」 (1/2ページ)

 昨年12月、厚生労働省が2015年の都道府県別平均寿命を公表し、男性1位に輝いたのは滋賀県でした。これまで男性長寿1位は長野県でしたが、今回は滋賀県が81・78歳で初の1位に。長らく1位を取り続けていた長野県に0・03歳の差を付けたのです。

 一方、「健康寿命」のナンバーワンは男女とも山梨県です。介護を受けたり病気で寝たきりになったりせずに、自立して健康に生活できる期間が健康寿命です。認知症の発病も遅くなると思われます。

 3年ほど前、認知症対策の基本となりそうな研究が示されました。日本福祉大学らのチームが、「日ごろから人付き合いの頻度が少ない高齢者は、そうでない人より要介護や認知症になるリスクが高くなる」という研究の結果を報告したのです。愛知県内で03年に健康だった高齢者約1万2000人を約10年間にわたって追跡。同居する家族以外と会ったり、手紙や電話、メールで連絡を取り合ったりする頻度と健康状態との関係を調査したのです。

 すると、他人との交流が週1回未満の高齢者は、認知症になるリスクが毎日頻繁に交流している人に比べて、約1・4倍近く高いことが判明しました。要介護になる可能性も1・4倍高くなります。月1回未満の場合は、死亡リスクも高まることも合わせて分かりました。

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