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【安達純子 健康寿命UP術】ビタミンEで血管を強くして動脈硬化を予防 脂肪燃焼作用も期待 (1/2ページ)

 老化や病気に抗うには、それに関与する体内の酸化を防ぐことが大切で、前回、ビタミンCを1日1000ミリグラム摂取することが役立つとご紹介した。さらに、血管を強くして動脈硬化を改善するには、ビタミンEも必要だという。

 抗加齢医学で知られる東海大学医学部付属病院健診センター長の西崎泰弘教授が説明する。

 「ビタミンEには、中性脂肪やコレステロールなどが酸化するのを防ぐ作用がある。動脈硬化は、血管内でコレステロールが酸化すると進行します。そのため、ビタミンEを適量摂ると、血管を強くして血液の流れもよくなるのです」

 西崎教授によれば、ビタミンEは脂肪燃焼作用も期待できるという。

 脂肪は酸化するとエネルギー変換されにくくなるため、酸化を防ぐと効率よく使用されるようになるのだ。実際、肝臓に中性脂肪が30%以上たまった「脂肪肝」における治療では、運動だけ、あるいは、食事だけの見直しよりも、ビタミンE摂取での改善が有意であることが日本消化器病学会の治療ガイドラインに示されている。

 「これは、アルコールを飲まない『非アルコール性脂肪肝』の人に対する治療です。ビタミンEと適度な運動を組み合わせると、脂肪肝は改善しやすいのです」

 体に良い抗酸化物質はいろいろある。ビタミンEは、脂溶性ビタミンといって、油に溶ける性質を持つ。ひまわり油や菜種油などに多く含まれ、アーモンドが最も含有量が高い。大豆や青魚、あん肝などにも含まれる。

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