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【ドクター和のニッポン臨終図巻】夏木陽介さん、独身貫き生涯青春 がんと上手に共存生活、孤独な老後とは無縁の人生 (1/2ページ)

★夏木陽介さん

 昨年末に出版した拙著『男の孤独死』(ブックマン)が、おかげさまで話題になっています。多くの取材を受けますが、「つまり独身男性は孤独死しないために、高齢になってからでも結婚しておいたほうがいいということですね?」と聞いてくる記者がいて少し戸惑います。

 独身男性イコール孤独な老後と考えるのは間違いです。既婚者でも妻との折り合いが悪く、孤独死同然で死を迎える男性はいますし、逆に華やかに人生を遂げる独身男性もたくさんいます。

 俳優の夏木陽介さんにも、最期まで華々しく好きなことに生きた独身貴族のイメージがあります。

 1月14日、81歳で亡くなった夏木さんに腎がん(腎細胞がん)が見つかったのは2010年のこと。腫瘍は5センチほどあり、左腎臓の全摘手術を行いました。

 腎がんは、エコーさえすれば見つかりやすいがんです。健康診断やほかの病気の検診などで偶然発見されることもよくあります。

 自覚症状として血尿が重要です。血尿が出たら必ず内科や泌尿器科で膀胱(ぼうこう)や腎臓を調べてください。腎臓がんの好発年齢は50~60代、男性に多いがんで、肥満や高血圧、喫煙がリスクになります。

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