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【松浦達也 肉道場入門!】ブランド化進む「三元豚」 認知はこれから…信頼得たブランドも (1/2ページ)

 「和牛」や各種ブランド牛は肉ブームを経て認知が進んだが、豚肉はどうか。

 日本でよく見かける豚肉と言えば「三元豚(さんげんとん)」。本来、3種類の豚がかけ合わされていることが名前の由来だが、単なる雑種というわけでもないことが多い。

 例えば肉質はよくても、出産頭数が少ない、発育がいまひとつというような畜種に、多産な血統や発育のいい畜種を掛け合わせることで、より優良な種を生み出そうというのだ。

 一般的な三元豚は、体格のいい「大ヨークシャー(W)」に繁殖能力の高い「ランドレース(L)」、歩留まりのいい「デュロック(D)」という3種類の豚をかけ合わせたものが多い。

 この他にも、黒豚としても知られる「バークシャー(B)」はキメの細かい肉質、デュロックにも似た肉質で、アメリカでもっとも登録頭数の多い「ハンプシャー(H)」などが知られている。

 国内でブランドという面から見ると、味や畜種、ブランドへの認知はまだこれからと言っていい段階だ。

 もっとも、数が少ないとはいえ、一定の認知と信頼を得ているブランド豚もある。

 国内で有名な三元豚と言えば、山形県の平田牧場だろう。同牧場の肉は濃厚なうまみがありながら、すっきりとした味わい。「平田牧場プレミアム三元豚」はL×Dにヨークシャー(W)ではなく、黒豚のバークシャー(B)をかけあわせたもの。

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