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【人とペットの赤い糸】動物を介して国と国とを結ぶ ペット産業は健康、平和、教育を包含した「幸せ創造産業」 (2/2ページ)

 理想郷づくりにおいて、ペットと生涯暮らせる高齢者施設に加えて、高齢ペットのケアハウスの実現。ペットのケアワーカーの養成。人間の病院では、動物介在療法を整備し、病気の子供や高齢者に寄り添うセラピードッグやファシリティドッグが活躍できるシステムの構築。ドッグラン・アジリティ・フリスビーなどの人とペットがともに遊べる施設づくり。

 動物愛護では、ペットの飼育放棄ゼロを実現する社会、南海トラフの震災に備えてのペットの戸籍やマイクロチップの整備。補助犬として、盲導犬・介助犬・聴導犬の飼育・普及。厚生施設として、米国グリーンチムニーズのような自閉症や精神面の援助が必要な子供たちのためにペットや自然と触れ合える施設作り、ペットロスになった人たちへのケア、などなどだ。

 ペット産業は「健康産業」であることに加え、動物を介して国と国とを結ぶ「平和産業」、動物介在教育の面では、「教育産業」でもあり、これら全て包含して「幸せ創造産業」といえる。今年の戌年に、人とペットの赤い糸がさらに広がるような人とペットの理想郷づくりへの力強い第一歩を踏み出したい。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。

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