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血液がん狙い撃ち、免疫療法開発へ 大阪大のチームが米医学誌に発表

 血液のがんの一種「多発性骨髄腫」の細胞だけを攻撃し、大半を死滅させることにマウスを使った実験で成功したと、大阪大の保仙直毅准教授(腫瘍免疫学)のチームが6日付の米医学誌に発表した。

 骨髄腫細胞の表面で異常に増加しているタンパク質を標的に攻撃する免疫細胞を、遺伝子操作を利用して体外で作製し、増やしてから体内に戻す免疫療法「CAR-T細胞療法」として実用化する計画。医師が主体となって進める治験の2019年度開始を目指す。