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現代中国の思想統制は恐怖 「公開霊言 魯迅の願い 中国に自由を」(幸福の科学出版)

 中国近代文学の父・魯迅は日本でも長く愛されている。中国が急速に近代化していく時代に日本へ留学した魯迅は、帰国後は文学者として国民党の独裁を批判し生涯を送った。

 「公開霊言 魯迅の願い 中国に自由を」(幸福の科学出版・税別1400円)は、幸福の科学グループ創始者兼総裁の大川隆法氏が繰り返し見るようになったという北京の夢の意味を探るため魯迅の霊を招き、中国の現状を語らう内容。情報化社会に国家が国民の思想統制を強行できてしまうことは恐怖だ、と魯迅は嘆く。

 見聞の広い魯迅が毛沢東を源流とする「薄っぺらい」中国の思想的誤りを雄弁に批判する様は必読だ。「自由」を押し広げ、習近平の専制国家に屈しない「狂人」(本書でいう「自由人」)が現れ、革命を起こす時が待たれる。