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「自主隔離」物件紹介サイト開設 新型コロナ感染拡大に伴う新たなニーズ

 「感染していたら、家族に申し訳ない」「外国から帰国したばかりで、住む場所がない」-。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う新たなニーズに応えようと、民泊運営代行業「マツリテクノロジーズ」(東京都豊島区)は24日、自主的に隔離生活する人にホテルや民泊物件を紹介するウェブサイト「Sumyca(スミカ)」(https://www.sumyca.com/)を開設した。需要が急減した宿泊施設を支援する狙いもある。

 吉田圭汰社長によると、体調が優れないが、PCR検査を受ける基準に達していないというケースが相次いでいる現状を考慮した。政府は、海外からの帰国者に14日間の待機を求めており、日本国内に自宅や実家のない人たちの利用も見込む。

 都内や札幌市、京都市、福岡市などに計約500室を準備。5月末までに5千室の確保を目指す。検査で陽性だった人は利用できない。基礎疾患のある高齢者などは利用を断る場合もあるとしている。

 清掃や消毒を徹底し、入居者には体調や体温を報告させる。希望者には食料も提供する。