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「エッシャー展」開幕、混乱の世界楽しんで 上野の森美術館

 オランダ生まれの奇想の版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898~1972年)の生誕120年を記念する「ミラクル エッシャー展」(産経新聞社など主催)が6日開幕するのを前に、東京都台東区の上野の森美術館で5日、開会式と内覧会が行われた。

 だまし絵風の表現や、幾何学的形態が果てしなく反復するイメージなど、エッシャーの独創的な版画は、後世の数学者やクリエーターらに幅広く影響を与えてきた。同展は、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵作品から、えりすぐりの152点を初公開する。

 この日の内覧会で、イスラエル博物館のロニット・ソレック学芸員は「エッシャーは『不可能』を描くエキスパート。彼が描く混乱の世界は専門家だけでなく、一般の人も親しみをもって楽しめるはず」と話した。会期は7月29日まで。

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