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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】さすが「日本資本主義の父」、年度末にきっちり告白 NHK大河ドラマ『青天を衝け』 (1/2ページ)

 なんやかんやで初回がバレンタインデーの2月14日となった今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』。前々作『いだてん』の金栗四三+田畑政治ほどではないが、前作『麒麟がくる』の明智光秀の知名度には及ぶべくもない「渋沢栄一」なる人物の生涯を描く。知る人ぞ知る? そうかもしないが、幕末大河の江戸城周辺の常連はあらかた名を連ねている。

 作・大森美香。各回のサブタイトルにも遊びが感じられる。第1回「栄一、目覚める」。以下、「栄一、踊る」「栄一、仕事はじめ」「栄一、怒る」「栄一、揺れる」「栄一、胸騒ぎ」と、それぞれの回で栄一役の吉沢亮が大奮闘する表情が目に浮かぶ。

 3月28日の第7回は一転、「青天の栄一」。令和2年度の最後となる放送回に満を持して「青天」の2文字が現れた。第6回でいとこの千代(橋本愛)に突然思いを告げられ、「胸がぐるぐる」してしまった栄一が、第7回でいとこの惇忠(田辺誠一)と藍売りに出かける。漢詩を詠みながら山道を歩き(その詩に「青天」という言葉が詠み込んである)、次第に自身の真の思いに気づき、山頂で日輪に手をかざす…。文字通り「青天を衝く」ポーズ。そして血洗島村に戻るや、千代にプロポーズ。

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