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テレ東のWBSが報ステの視聴者を奪うのではないかと想像される理由 (1/3ページ)

 情報へのアクセスは多様化しているだけに、報道番組のあり方も変化して当たり前、なのかもしれない。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。

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 4月から放送時間を1時間早めて夜10時スタート。『報道ステーション』(テレビ朝日)とガチンコで競いあうことになると、がぜん注目を集めるのがテレビ東京のニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』(月~金午後11時)です。

 30年以上も続くテレ東の老舗看板番組が敢えて、時間を繰り上げて他局のニュース番組にぶつけてくるとは。ずいぶん思い切った戦術。テレ朝・報ステはかなりの脅威を感じているはずでしょう。

 今回の発表について、マスコミの中には「テレ東の女子アナ美女軍団でサラリーマンの視聴者をとりこにする作戦」などと指摘する記事もありました。いまだに“美女アナ軍団”による勝算予想とは、その昭和感覚に驚かされます。

 『WBS』はニュース番組とは言っても「経済を軸」にした独自性があります。4月からジワジワと視聴率をあげて、報ステの固定客を奪取していくのではないか、と想像される理由を5つ挙げてみたいと思います。

 【1】働く女性視聴者たちの共感を得る可能性が高いこと

 他局のニュースを見れば、いまだに甘えた声を出し不必要に笑ったりする女子アナもいる中で、『WBS』は衣装も化粧も場に沿った落ち着きぶり。メインキャスターは大江麻理子アナウンサー、全体を俯瞰しながらの采配には安定感があって、まさにキャスターの仕事をこなすプロ。

NEWSポストセブン

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