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【「青天を衝け」楽しむためのキーパーソン】渋沢栄一 「日本近代資本主義の父」のとにかくスゴイ人生!! 鍵は幼少期からの商才に (1/2ページ)

 今を時めく二枚目の吉沢亮が、幕末から明治、大正、昭和初期まで生き抜いた実業家・渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ『青天を衝け』。ドラマを楽しむためのキーパーソンを紹介する。

 渋沢は天保11(1840)年、武蔵国の血洗島村(ちあらいじま、現在の埼玉県深谷市)の豪農の家に生まれた。農民ながら、25歳で一橋慶喜に仕え、慶喜の弟、昭武とともにパリ万国博覧会に派遣される。

 ところがヨーロッパ滞在中に日本では、慶喜が大政奉還し、徳川幕府は消滅。帰国後、すっかり変わった故国に驚きながら大蔵官僚となるも、34歳で実業家に転身し、鉄道、大学、電力、紡績、ガスなど500以上の事業や会社に関与。弱者救済施設設立など福祉にも尽力し、日本近代資本主義の父と呼ばれるようになった。

 すごい人生としか言いようがないが、ポイントは、栄一が幼いころから父の指導で、家業である藍玉(染料の一部)の製造や販売を手伝い、商才があったこと。大河ドラマは戦や政治に関わる主人公が多いが、渋沢は一味違う。しかも、彼の人生には大事件が続くのだ。

 事件その1。血洗島村を治める岡部藩の横柄な代官が、莫大(ばくだい)な御用金を要求。若き栄一は反発し、代官からにらまれる。ドラマでは、木村拓哉主演の『検察側の罪人』で極悪被疑者を演じた酒向芳がこの代官役。栄一との対決も見ものだ。

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