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女子アナの出身大学の変遷 ミス出身から元タレントの時代へ (2/2ページ)

 各年代ごとの女子アナ輩出校を見ると、1980年代以前は慶應大よりも上智大のほうが人数が多かったことも興味深い(上智が13人、慶應は10人)。

 「女子アナ登竜門の最大手であるミス・ソフィア(上智大)が最も活気づいていたのが1980~90年代です。元フジの河野景子、西山喜久恵や元日テレ・米森麻美などが女子アナになりました。1990年代から慶應大の採用数が増え、1999年にミス慶應に輝いた元フジ・中野美奈子を皮切りに、ミス慶應の女子アナが増えていきました」(丸山氏)

 近年では、ミスキャンパスコンテストに「女性軽視」との批判も集まり、2020年からはミス・ソフィアが廃止され、男女の性差を強調しない大会に変更された。

 「そうした中で、近年は出身校やミスキャンよりも、タレント活動経験のある学生を女子アナとして採用するケースが多い。現在は、女子アナに求められる条件の過渡期なのかもしれません」(丸山氏)

 出身校というフィルターを通すと、時代の変化や局の意向、女子アナ同士の関係性など、一味違った側面が見えてくる。

 取材・文■河合桃子

 ※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

NEWSポストセブン

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