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【業界ウォッチャーX 芸能ニュース舞台裏】嵐ファンを熱狂させた「アラフェス」パワー全開も音楽業界が潤わないワケ

 嵐ファンを熱狂させた「アラフェス2020」。ファンクラブ会員限定の「PART1」と一般向けの「PART2」の両方を視聴すると9時間半に及び、その経済効果は「300億円超」とも報じられた。

 「撮影カメラが60台。収録から配信まで1週間しかなかったのに、よく編集できたなと思いますね」とテレビ番組制作スタッフ。客席1席ずつにペンライトが並ぶ映像に「ここまで徹底的に人海戦術が取れるのも、ジャニーズパワー」と感嘆する。

 音楽評論家からは、こんな声が届く。

 「サザンオールスターズも嵐もそうですが、ビッグネームは配信で潤うことが分かった。経済効果が取り沙汰されますが、実は音楽業界は潤わない。理由は明確でツアーがないから。ツアーがあれば、スタッフも動く、機材を運ぶトラックも動く、地方での臨時雇用も生まれる。嵐ファンは、日本全国どこへでも行く勢いでチケット争奪戦に挑み、実際に足を運ぶ。移動の交通費、宿泊費、現地での食費も生むわけです。配信だとそれがない。経済効果はあっても、経済波及はしないんです」

 「アラフェス2020」の再配信も、今週末3日間限定で行われる。

 「配信が終了すれば、今度はDVD、ブルーレイとして発売される予定と聞きました。無観客でもこれだけビジネスにつなげることのできる嵐のすごさを改めて実感しましたね」(レコード会社関係者)

 

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