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大林宣彦監督の未発表作品オンライン上映 約13分の白黒作品、1967年ごろ撮影か

 4月に死去した大林宣彦監督の未発表短編作品が見つかり、15日からオンラインで開催中の京都国際映画祭で上映されている。大林監督が劇場用映画デビューする10年ほど前、実験映画を製作し、CMディレクターとして活躍していた時代の作品とみられ「映像の魔術師」の足跡をたどる上で貴重な資料といえる。

 表題は『海外特派員 ある映像作家の場合』で、16ミリフィルムで撮影された約13分の白黒作品。有名人は出ておらず、大林監督や妻でプロデューサーの恭子さん、娘の千茱萸(ちぐみ)さん、監督の仲間が登場する。千茱萸さんが3、4歳の頃の姿が映っており、1967年ごろに撮られたとみられる。

 同作は、憧れを持って来日した北欧のデザイナーの青年が一度は失望するが、情熱的な大林監督らと出会い、夢や希望を取り戻すという物語。

 京都国際映画祭の大林監督特集のプロデューサーを千茱萸さんが務めることになり、これまで上映されなかったような映像を探していると、事務所倉庫の棚に「謎の段ボール箱」を発見。16ミリフィルムのケースに入った同作が出てきたという。

 大林監督特集は同映画祭の開催期間中、公式サイトで視聴できる。

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