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【シネマパラダイス】天才ジャズトランペット奏者・マイルスの人生と創作 「マイルス・デイヴィス クールの誕生」

 天才ジャズトランペット奏者マイルス・デイヴィス(1926~91年)は「クールの誕生」「カインド・オブ・ブルー」「ビッチェズ・ブリュー」などの名盤を10年ごとに生み出した。彼の知人やジャズ仲間や評論家らのインタビューをもとに、マイルスの人生と創作に関するドキュメンタリー。音楽はマイルス本人で、言葉はカール・ランブリーが朗読。上映時間115分、4日公開。

 26年5月26日、米イリノイ州で裕福な歯科医の息子として生まれたマイルスは13歳の誕生日に父からトランペットをもらった。ジャズにのめりこんだ彼はニューヨークのジュリアード音楽院に進み、夜は52番街のクラブで演奏、チャーリー・パーカー(1920~55年)のバンドで名をあげる。独立後、自分のグループを結成しジャズの帝王へと成長していく…。

 【ホンネ】「人生は冒険であり挑戦だ。安定を求めるものじゃない」という言葉通り、マイルスはジャズ以外の音楽にも興味をもった。彼が愛した3女性のコメントがおもしろい。仏の歌手ジュリエット・グレコは控えめで、2番目の元妻は長すぎる。(映画評論家・おかむら良)★★★★

★5つで満点、☆=星半分

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