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【桂春蝶の蝶々発止。】安倍首相辞任表明で少し「ロス感」 「アベノセイダース」の今後は… (1/2ページ)

 安倍晋三首相が辞任を表明しました。何というか、やはり歴代最長の政権であっただけに、少し「ロス感」を持つのは私だけでしょうかね? 記者会見をテレビで見て、病気のこともあってか、「お疲れさまでした」と画面に向かって言ってしまいました。

 しかし、安倍晋三という政治家は、なぜこんなに強かったのでしょう。理由を考えてみました。

 まず、「理想的なお坊ちゃん」だということ。これは揶揄(やゆ)ではありません。2世の功罪はさまざまありますが、質の高い坊ちゃんというのは、「上品で少し頼りなく見えること」が絶対条件といえます。

 安倍首相が品がいいのは周知と思いますが、頼りなく見えるところは「滑舌があまり良くないところ」ですね。それと潰瘍性大腸炎という持病は「悲哀」を持たせた。どちらかといえば、女性の母性本能をくすぐるタイプだったのでしょう。

 麻生太郎副総理兼財務相と比べて、「クセがない」ことも大きな理由です。ずっと見ていられるんですよ。小泉純一郎元首相のような駄々っ子でもなく、おとなしい坊ちゃんなのです。

 食材で言えば「お豆腐」のような存在。毎日でも食べられるし、生でも煮ても揚げても炒めてもOK。庶民的で素朴な感じが良かったんですね、きっと。

 ひと昔前なら、安倍首相は「物足りない宰相」だったに違いありません。でも、今は優男がトレンドになる時代。正にタイムリーであり、時代の寵児(ちょうじ)へとなり得る素質を持っていた人なのだと思います。

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