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NHK朝ドラ「ヒロイン3人」は苦肉の策か 近年は演技巧者から抜擢も“新鮮さ”求める声 (1/2ページ)

 105作目にして朝ドラ史上初の3人ヒロインとなる2021年度後期の「カムカムエヴリバディ」で久しぶりにヒロインオーディションが開催される。朝ドラヒロインといえば、若手女優の登竜門だったが、最近は働き方改革の影響でオーディションなしで演技派の起用が相次いでいた。しかし新鮮味に欠けるとの声もあるため、苦肉の策として決まったのが、3人ヒロイン態勢だったというのだが…。

 同作は京都・岡山・大阪を舞台に、ラジオ英語講座と歩んだ3世代の母娘を描く“100年のファミリーストーリー”。朝ドラ「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀さんによるオリジナル作品。ヒロインは3世代で「リレーのように受け継がれていく」という。

 3人のヒロインのうち1人を、8月から実施する出演者オーディションで決めるとしている。

 「朝ドラヒロインは永野芽郁(20)が主演した18年度前期の『半分、青い。』までオーディションでしたが、後期の『まんぷく』の安藤サクラ(34)以降は6作連続でオーディションなしで決まっています」とテレビ誌編集者。

 オーディションなしのヒロイン・主役は安藤に続き広瀬すず(22)、戸田恵梨香(31)、窪田正孝(31)=裏ヒロインは二階堂ふみ(25)、杉咲花(22)、清原果耶(18)と若手の演技派が名前を連ねる。

 「NHKの働き方改革が影響しています。これまでドラマの撮影といえば、早朝から深夜までが当たり前でしたが、局員の過労死があって以降、NHKでは夜10時までには撮影を終えるというルールになりました。そのためにはNGの数を減らすことが必要。これまでのように若手を鍛えていくのは難しくなったのです。で、ヒロインには演技巧者を起用する流れが続きました」と続ける。

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