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【CS・BS 今週の狙い撃ち】悪夢生む“暗黒物質”を操る 「スーパーストームXXX」(スカパー!CS624 FOXムービー7月18日(土)午後8時55分)

 18日午後8時55分からスカパー!FOXムービーで放送されるのが、映画「スーパーストームXXX」。2006年、カナダで制作された映画です。

 宇宙に存在するどんな物質をも消滅させてしまう“暗黒物質”の抽出に成功したダニエル(スティーヴン・ボールドウィン)。しかし、それを乗せた軍事衛星に不備があり、暗黒物質が宇宙空間に漏れ出してしまう。漏れ出した暗黒物質は、地上に悪夢を生む雲となり、全世界に漂い始める。世界中が不安を募らせていたが、実験中に暗黒物質を吸引してしまったダニエルはミュータント、つまり突然変異体と化し、その雲を操れるようになっていた…。

 この映画を通して覆われているのは、B級感、でしょうか。“B級”というと、全てにおいて悪い印象を抱く人も多いでしょうが、それは間違いです。B級にはB級の楽しみ方、たしなみがあるのです。全体的に感じる安っぽさを楽しめる気持ちは大切です。

 B級をけなすのは簡単です。しかし、それを見ている自分はA級なんでしょうか? 多くの場合はB級かそれ以下でしょう。ですから、B級映画というのは実に身近な存在とも言えます。B級映画を楽しむのは、自分を肯定することと変わりないのです。

 特にこの映画で「そんな~」という思いをさせるのが“暗黒物質”という、実に単純かつインパクトのある言葉です。私もいい加減な造語なのかと思っていたのですが、そうではないのです。実際、“暗黒物質”という言葉をインターネットで検索してみると、その存在は嘘ではないようなのです。この先、何年後かに“暗黒物質”の研究で誰かがノーベル賞を取ることもあるかもしれません。ひょんなことからこの言葉が話題になることだって十分あります。

 そんな時に、この映画が取り上げられることも十分あるでしょう。B級映画というのは得てしてそんな役割を担っていたりもするものです。

 もちろん、その確率はかなり低いですが…。(横川メロディー)

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