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【シネマパラダイス】妻夫木聡、豊川悦司、江口洋介、井上真央ら主役級が勢ぞろい! 肩の力が抜けてひどく楽しそう 「一度も撃ってません」

 名バイプレーヤー、石橋蓮司の18年ぶりの主演作で、稲垣吾郎主演の「半世界」が話題になった阪本順治が監督している。石橋の昭和ダンディズムへのこだわりで笑いを誘いつつ、熟年仲良し3人組のドラマに仕上げている。上映時間100分。3日公開。

 ハードボイルド作家の市川進(石橋)は、ヤメ検の石田(岸部一徳)や元ミュージカル女優のひかる(桃井かおり)とつるんでいる。市川は石田から殺しを請けおい、本物のヒットマン今西(妻夫木聡)に実行させ、細部を取材して書いている。だが編集者(佐藤浩市)にはとっくに愛想をつかされ、新人編集者(寛一郎)には時代遅れと断定される。そんな市川が中国系ヒットマン(豊川悦司)に狙われ、妻(大楠道代)には浮気を疑われ…。

 【ホンネ】とにかく共演者の顔ぶれがすごい。妻夫木、豊川のほか江口洋介、井上真央ら主役級が勢ぞろい。さらに佐藤浩市&寛一郎、柄本明&柄本佑と2組の親子もいる。みんな出演シーンは短いが、肩の力が抜けてひどく楽しそうに見える。タイトルは意外なオチにつながっている。(映画評論家・おかむら良)★★★★

 ★5つで満点

 ☆=星半分

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