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民放女子アナ、「遅咲きブレイク」が増えている理由

 4月を迎えて、民放各局には新たな新人女子アナが入社した。めでたく新人を“卒業”し、2年目になった2019年入社組11人の1年目の仕事ぶりを女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が総括する。

 「昨年は各局ともに積極的な採用が目立ちましたが、やはりテレ朝の斎藤ちはるアナが一歩リードという印象です。他のアナウンサーに先行して帯番組でデビューできたので、すでにこなれてきましたね」

 狭き門の採用が増えた背景には各局の厳しい“お家事情”が影響している。

 「TBSとテレ東が3人採用しています。TBSは吉田明世アナ、宇垣美里アナ、林みなほアナが続々退社し、人材確保が急務でした。テレ朝の斎藤アナの早期デビューも似たような事情でしょう。

 採用がない年すらあるテレ東も長年の功労者である大橋未歩アナが退社し、バラエティ番組を牽引してきた鷲見玲奈アナの後継者探しのために思い切った採用に踏み切ったと思われます。早々に新人の田中瞳アナを『モヤさま』に大抜擢したことが当たり、一気にブレイクを果たしました」

 こうした局の事情から早々にデビューして知名度を上げる女子アナが登場する一方、近年は大器晩成型も多いという。

 「これまで目立たなかった女子アナが遅咲きでブレイクするケースが増えています。理由は、女子アナの人気の要因がアイドル性から個性重視に移っている点。テレ朝の弘中綾香アナは、その可愛らしいルックスよりもむしろタレントに斬り込む毒舌が評価されました」

 入社したての新入社員が個性を表現するのは至難の業。今後、2年目になった彼女たちの“素の魅力”が少しずつ画面越しに見られるようになるかもしれない。

 ●取材・文/河合桃子 写真提供/ロケットパンチ

 ※週刊ポスト2020年5月1日号

NEWSポストセブン

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