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【シネマパラダイス】現役ストリッパー・矢沢ようこが見もの 「彼女は夢で踊る」

 1970~80年代に男たちの心をわしづかみにしたストリップ劇場が姿を消しつつある。閉館に追い込まれた老舗ストリップ劇場の支配人が、活気に包まれていた華やかな時代と若き日の恋を回想するロマンチックなドラマ。現役ストリッパーの矢沢ようこが見もの。上映時間95分。今秋公開予定。

 広島の老舗ストリップ劇場の閉館が決まり、社長の木下(加藤雅也、若き日は犬飼貴丈)は最後の舞台で踊るストリッパーたちを迎える。有名ストリッパーのようこ(矢沢)は引退を決めている。ミステリアスな踊り子のメロディー(岡村いずみ)は、木下をこの世界に引き込んだストリッパー、サラ(岡村いずみ二役)との恋を思い出させるのだった…。

 【ホンネ】広島県出身の時川英之監督が、老舗ストリップ劇場としてロケ場所に選んだのは広島市の歓楽街、薬研堀にある広島第一劇場。75年に営業を開始した業界の有名劇場だ。周辺にある映画館、クラブ、小料理屋、お好み焼き屋でも撮影していて、昭和のいい雰囲気を漂わせている。(映画評論家・おかむら良) ★★★★

 ★5つで満点