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【シネマパラダイス】奴隷解放運動家、ハリエット・タブマンの闘いと活動を描いた人間ドラマ 「ハリエット」

 アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用された奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの闘いと活動を描いた人間ドラマ。監督は『ケイブマン』のケイシー・レモンズ。シンシア・エリヴォが主演、主題歌も担当し、米アカデミー賞主演女優賞、歌曲賞にノミネートされた。2時間5分。27日公開。

 1849年、米メリーランド州。農場で働く奴隷のミンティは南部に売り飛ばされると察知し、脱走を決意。150キロ以上離れた、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州に逃げ切る。ハリエットと名を改め、人生の再スタートを切るが、家族や仲間を救い出すため逃げてきた道を戻っていく。

 【ホンネ】奴隷たちが受けてきたむごい仕打ち、暴力描写はかなりマイルド。その辺りのリアルな食い足りなさはあるが、彼女の不屈さに脳天ガツン。歌声に魂が震え、熱いものが湧き上がる。(映画評論家・折田千鶴子)★★★☆

 ★5つで満点

 ☆=星半分

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