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【シネマパラダイス】ハリウッド黄金期の女優「ジュディ・ガーランド」の後半生ドラマ 『ジュディ 虹の彼方に』

 ハリウッド黄金期に活躍したミュージカル女優ジュディ・ガーランド(1922~69年)の後半生ドラマ。一時、激太りなどと報道されたレネー・ゼルウィガーがデビュー時の体型に戻り、なりきり演技でアカデミー主演女優賞を受賞。完璧に歌っているのがすごい。上映時間118分。6日公開。

 1968年。米で仕事がないジュディ(ゼルウィガー)は2人の子供を元夫に預けると、クラブ出演のため英へ。世話係のロザリン(ジェシー・バックリー)に温かく迎えられた。舞台に立つと観客を魅了する彼女の体は17歳でスターになったときから、体型維持と眠らずに撮影するために映画会社から与え続けられた薬でボロボロになっていた。それでも彼女はロザリンと若い恋人に支えられて舞台に立つが…。

 【ホンネ】ジュディの大ファンというゲイカップルが味わい深い。当時はゲイが認められていなかったが、ジュディはLGBTを認め理解を示す少数派だった。彼らとの交流と、映画会社が彼女を薬づけにしたことを描いている点が新鮮。(映画評論家・おかむら良)★★★★  ★5つで満点

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